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サッカー観戦について書いていきます。たまに役立つ情報なんかも書いてみます。

サッカー

ワールドユース改めU-20ワールドカップが早くも終了してしまいました。日本にとって。元来このワールドユースは大好きで、どう好きかというと、高校サッカーが好きなのと同じような理由ですが、世代の区切れ目が自分の中ではっきりして今後のJや代表観戦のスパイスになるからです。ガンバと鹿島の試合で安田と内田がサイドで対決したらニヤっとするわけです。どちらもガンバレと。広島や大分相手の横浜が終盤、切り札でマイクを投入した時なんかも、槙野や福元に、あの高さに負けるな、マイク並のデカさのチェコFWから競り負けた失点しなかったじゃないかと心で叫ぶわけです。マイクにも規格外のプレーをもちろん期待してますが、マイクは本当に規格外だからなあ。

それにしてもこの世代は特別気に入っていたようで、敗退にこれだけがっくりさせられた事に自分で驚いています。選手自身が言っていたように、本当に仲が良さそうだったし、他を圧倒するようなスキルフルな選手がいるわけじゃないですが、本当に一所懸命さが伝わってきて、応援したくなる良いチームでした。ビクトリアの町は、彼らのそういったわかりやすい特徴に好感を抱いて味方についてくれていたし、1得点もできずに勝ち点0で敗退した、その地元チームの分まで頑張って欲しかったものです。

審判が審判じゃなくてコンダクターだったというのが敗因のひとつですが、この世代の甘さが2点先行した時点で出てしまったというのが、最も大きい理由でしょう。相手の攻勢に対して、ガッチリと受ける、跳ね返してカウンターを狙うといったビジョンがありませんでした。ただ相手に合わせてハイボールを蹴りあい、相手に合わせてズルズルと下がり、エリア内に侵入させたからPKを取られたわけで、非常に悔やまれますし、吉田監督には1失点直後には動いて欲しくもありました。

ただ、彼らはまだ充分に若く、Jも北京もWCも全部、これからの課題、目標です。香川に限っては次回大会にも出られる若さ。またこの大会を振り返っても、決して胸を張れない結果ではありません。是非前を向いて、香川以外の20歳の面々は、8月から始まるU-22代表に入れるよう、まずはJで頑張って、彼らが今後出られる唯一のオリンピックである北京を、2年歳下とは言え目指して欲しい。8/22の最終予選ベトナム戦でも、これまでと同じように国立で待ってます。本来の北京世代のU-22もU-21の頃から見てますし大好きなチームなのですが、フレッシュなU-20が合流してますます魅力に満ちたチームになってくれるものと思います。がんばれ!